はじめまして
らしさ代表の志塚睦久(しづかよしひさ)と申します。

私は、認知症高齢者や、知的、精神疾患を持った方たちと看護師という立場で長年関わらせていただいてきました。当時の精神科病院は症状が安定して入院の必要性がないにも関わらず生活上の都合により入院生活を続けてしまう「社会的入院」が多くありました。

現在では、新しく入院する方の約9割は1年未満で退院されますが、1年以上入院される方はなかなか減らないのも現状です。長期入院の方に退院の可能性がない訳ではなく、住むところや在宅サービスの支援体制が整えば退院できる方もいらっしゃいます。

「病状が悪くて入院している」と認識しているのは、入院中の方も病院のスタッフも3割程度と言われています。残りの7割は、退院したくても住居がない、家族の反対、金銭管理が難しい、食生活への不安などがあるなどの理由で地域に戻れずにいるのです。
私たちは、そんな状態にある方たちを応援したく、経験や専門性を生かして、生活のサポートをし、より「その人らしく」の生活をして頂きたいという想いでグループホームを立ち上げさせていただきました。

法人名にある「らしさ」も、その想いの強さから付けました。「その人らしさ」を尊重するには、その人の表面的な性格や習慣、趣味、嗜好を尊重することだけでなく、これまでその人が歩んできた背景を理解するように務め、「○○さんのらしさとは何だろう」を常に考え続け寄り添うことだと思っています。私たちは、その人の生活を全力でサポートします。 自然な笑顔を引き出せるように…

障害のあるお子様をお持ちの親御さんにとっては、自分が高齢になったとき、亡くなった後のことを心配される方が多くいらっしゃいます。
「本当に我が子を手放していいのか?」と悩まれる方も多くいらっしゃいます。ご家族様にも、お子様にもこれからの人生があります。

安心して預けられる生活の場があれば…安心してください!まずは、グループホームがどんなところなのか? 「らしさ」がどんなところなのか?見に来てください。

そして、不安なこと、分からないこと、何でも聞いてください。私たちの想い、気持ちを伝えさせていただきます。

スタッフ一同  心よりお待ちしています。

らしさ代表  志塚 睦久